5日に小倉総合車両センターを出場したキハ40 8098。新たに塗り替えられた「首都圏色」(タラコ)のお披露目会が、南宮崎駅で行われた。
JR九州トラベルデスクの企画で参加費は5000円。午前、午後の2部制で、会場には同車のほか、キハ40 8097(日南色)、キハ40 8069(九州色)も並べられた。
当日朝になって並べられた3両。主役のタラコは、この日まで宮崎車両センター内の建屋に隠されていたようだ。ワシントニアパームがバックに写る南宮崎の機留線には、これまで国鉄急行色やわかば色など様々な車両が入ってきた。ここでタラコを見るのは新鮮。バックの「イオン」看板も時代によって姿を変えてきた。
「ようこそ宮崎へ」
お披露目会は、午前の部に参加。約40人の鉄道ファンらが集まった。九州色、日南色の方はエンジンが切られていたのでそのままだったが、タラコの方は車内見学もでき、幕回しやヘッドライト点灯も実施された。
下り方の日南色の幕は「快速」。白幕が基本で「普通」幕もほとんど掲出されない宮崎運用車なので、この姿は貴重だ。
外では撮影に熱中するファンらが盛り上がる中、運転台にもお邪魔。普段目にすることがない場所からの景色はおもしろい。
3色並ぶと、やはり楽しい。そしてそれぞれの塗装の良さが見えてくる。バランスもGOOG!!
実際に運用が始まると、3つの車両が並ぶこと自体少ないので貴重なシーンになるのだろう。
お披露目会には「フリー鉄道アナウンサー」の田代剛氏らも登場。タブレットキャリアの受け渡しや持参したサボのセットなど、パフォーマンスで会場を盛り上げた。志布志線や、西鹿児島時代の行き先が登場すると、歓声が上がっていた。
運用開始の12日はもうすぐ。日南線を走るタラコが見られる日は、すぐそこまで迫っている。
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