Nichinan Line
2024.07.05 小倉総合車両センター
キハ125-114,キハ40 8098

 今年3月に登場した「国鉄一般色」(ツートン)のキハ40 8038に続き、日南運用のキハ40 8098が「首都圏色」(タラコ)に塗り替えられて出場した。
 地元では自分自身も初めて見るタラコの出場を一目見たいと思い、今回は北九州まで出張ってきた。工場内には既に出発準備を整えた同車がスタンバイしており、ほどなくして数人の作業員らに見送られながら、ゆっくりと建屋を出発した。


Nichinan Line
2024.07.05 小倉総合車両センター
キハ40 8098

 皿倉山をバックに、小倉のセンターを後にする。日南の車両が検査を終えて出場するのを同所で見るのは初めて。かつて、宮崎運用の車両は鹿児島総合車両所(当時)で検査を受けていたため、地元のクルマをここで見るのは新鮮だ。そして未だに「小倉工場」の呼称の方がしっくりくる(おじさん)。


Nichinan Line
2024.07.05 小倉総合車両センター
キハ40 8098

 目の前までやってきたタラコちゃん。
かつて志布志所属時代に纏っていたであろうこの塗装はやはり似合う。欲を言えば水タンクとトイレ窓が残っていれば…とも思うが、この令和の時代にこの姿がよみがえっただけでも喜ばしい。


Nichinan Line
2024.07.05 小倉総合車両センター
キハ40 8098

 タラコ化に合わせて、ライト周りは銀色に。キリッとした印象でとても格好いい。


Nichinan Line
2024.07.05 小倉総合車両センター
キハ40 8098

 所属の「鹿ミサ」も朱色ベースに白文字へ。


Nichinan Line
2024.07.05 日豊本線 南小倉-城野
試D キハ40 8098

 センターから西小倉まで行った車両は、折り返し日豊本線を下る。
宮崎に到着後は7日にツアー向けの撮影会が行われた後、12日から運用を開始する予定だ。新たな塗装となった同車の活躍に期待しつつ、地元日南線で新しい景色を見せてくれる日を待ち遠しく思う。